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2003年11月19日

うさんくさい商売の原理原則

うさんくさい商売の原理原則

教育サービスを売り込むチラシ。

「驚異の学習テクニック、ついに日本に上陸!」

「元ハーバード大学講師が直接指導する家庭教師!」

の違いはどこにあるのか?

何が違ったのか?「信頼」の度合いが違ったのだ。前者は、フレーズこそ過剰であったものの、消費者を信頼させる情報が何も無かった。それに対し、後者では、「ハーバード大学」という誰しもが「信頼」できる情報を全面に押し出していたので、消費者の心をうまくつかむことができたのだ。

うさんくさい売り文句、多いですねぇ。みんな判を押したように同じ文体、同じ調子、同じ起承転結、同じ色づかいの※未承諾広告やらWebサイトやら。まあそれでもある程度売れるからそういう方向に行くんでしょうが「長期的視野に立つと、そのやり方を続ける限り、その会社は決して長続きしない」でしょうね、きっと。

Posted by enatural at 2003年11月19日 17:16