2004年4月14日
ユミルリンク、Flashを活用したWebサイト作成サービス「NOTA」
ユミルリンク、Flashを活用したWebサイト作成サービス「NOTA」
NOTAは、Flashを利用することで、Webサイトをブラウザ上で直接作成できるASPサービスだ。NOTA本体はISP側のサーバーにインストールされ、各ユーザーはブラウザからNOTAにアクセスする仕組み。Webサイト作成作業の終了後は、Flashで作成したファイルをHTMLファイルに自動的に変換。そのまま、インターネット上で閲覧できる状態になるため、公開サーバーに改めてアップロードする必要はない。
これはなんだか凄いですよ。パッと思いついたのが、画用紙に自由に絵を描く、ということでした。Flashで自由に絵や文字を書くと、それがHTMLに変換されるシステムだそうで、これなら100% HTMLの知識は必要ありませんね。
次のような利用イメージが紹介されています。
・スポーツの試合会場にノートパソコンを持ち込んで試合の状況をリアルタイムでNOTAページで報告できる。デジカメで撮った写真もその場でアップロード。応援メッセージが各地から次々と寄せられる。
・生徒が課題レポートをNOTAで提出。先生が採点をしたり、コメントを書いたりして結果を報告。
・作家がNOTAで小説を掲載、オンライン上で読者同士の活発な書評が展開される。
何かと似ていると思ったのですが、自由に付け足したり削除したりできるあたり、感覚的にwikiと似ていませんか? ページ管理機能がどういったものか分かりませんが、CMS的に使えるならば、いろいろと面白い使い方がそうな予感がします。デモとか欲しいですね。
「NOTA」というネーミングにも引っかかっているかもしれませんが、これは正しく罫線のない「ノート」ですね。
NOTAはISPのサーバにインストールされ、ユーザーはブラウザからサーバにアクセスして利用する。ISPが支払う利用料金は、初期費用が200万円からで、月額利用料が15万円程度。エンドユーザーの利用料は各ISPが決めるが、「100円程度になるだろう」(同社)。
Posted by enatural at 2004年4月14日 13:52