2004年5月17日
ヤフー、有料ユーザーの獲得目標数を引き上げ
Semelがこうした強気のコメントを口にできるのも、Yahooがいま、同社の歴史のなかで何度かめの絶頂期にあるからだ。同社の財政状況も株価も急激な改善が続いている。
金融関係のアナリストや投資家向けに毎年実施している説明会でのお話。
2001年に開催された講演では、当時あまりにもオンライン広告に依存していたため「2004年までにYahooの広告への依存度を同社の全売上高の50%まで引き下げること」が最優先事項だったということですが、今回、2004年3月31日の決算で「有料検索と広告表示を合わせた「マーケティングサービス」の売上が83%に達した」ことが明かされたそうです。
とはいえ、有料サービスも拡大しているということで、想像以上に広告市場が復活したということでしょう。リスティング広告様々であるとも言えるわけです。Yahoo!とGoogleが大手のクライアントの取り合いをしているのも合点がいくというものです。
それだけに、このバブルが弾けた時の影響も大きそうではありますが。何の問題もないように見えるのですが、危機というのは思いもしないところからやってきますよね。
Posted by enatural at 2004年5月17日 15:34