2004年6月 4日
Yahoo! JAPANの新検索エンジンでもSEO効果は持続?
Yahoo! JAPANの新検索エンジンでもSEO効果は持続?~ECジャパン調査
調査は、Googleの検索エンジンを使用していた従来のYahoo! JAPANと、YSTに切り替えた現在のYahoo! JAPANで、検索結果の表示順位がどう変動しているか調べている。ECジャパンがSEOサービスを提供するショッピングサイトなど20社のWebサイトについて、主要キーワードで検索した際に表示される順位を確認し、傾向を分析した。
ECジャパンがSEOサービスを提供するウェブサイトに関して調査した結果ということで、特殊ではありますが、大いに参考になるデータだと思います。
これによると、538個のキーワードのうち24.7%については、対象となったWebサイトの表示順位は以前と同じだった。また、22.1%は10位以内で順位が上昇、12.5%は11位以上も上昇していた。逆に15.8%が3位以内の下降、10.0%が4~10位以内の下降、14.9%が11位以上の下降だった。
59.3%のキーワードにおいては表示順位が同じか上昇しており、3位以内の下降も含めれば75.1%のキーワードについてはネガティブな影響が出ていないとまとめられています。個人的な感覚でも同様だと思っています。
全文検索エンジンに対する基本的なSEOを行っていれば、Googleで上位に出ているものはほぼYahoo! でも上位に出ていると考えられるでしょう。
それよりも問題は、
YSTで検索対象となる1サイトあたりのページ数はGoogleに比べて少なく、インデックス化するスピードもやや遅い傾向があるという。
こっちの方でしょうね。
Posted by enatural at 2004年6月 4日 14:53