2004年6月 9日
米Washington大学、“従来の手法に優る”検索エンジンを開発中
米Washington大学、“従来の手法に優る”検索エンジンを開発中
米Washington大学コンピュータサイエンス工学部は、“正確な”情報を得るための検索エンジン「KnowItAll」を開発中であることを明らかにした。既存のWebを対象にした検索エンジンでは、Webをデータベースにしているために検索結果には自ずと限界があるが、このエンジンでは、そのようなことはないはずだとしている。
Googleが凄すぎて、Google以上のものは登場しないのではないかという思いがありつつも、どこかでそれ以上のものを期待していたりする訳ですが、やはりそういうことに果敢に挑戦する人たちはしっかりといるようです。
開発中のKnowItAllでは、事実の収集という課題に取り組んだ。ドメインに依存しない形式を採用しており、オープンエンドな手法でWebから情報を自動的に抽出するという。抽出した情報を大量の文書としてとらえ、統計学的な処理を施して情報を評価する。
この統計学的な処理が、従来の検索エンジンとは違うところなんだそうです。結果には、正確さに関する確率が付与されるとか。
例えば、
7月にアーチェリーのプログラムと講義を受ける10代の子供向けの夏休みキャンプに関するリストを探したり、バイオ関連を専攻する学生でバイオテクノロジーの博士号を目指している学生のリストを探すこと
といつたことが可能になるようです。
Googleも負けじと新しいアルゴリズムを開発してくるでしょう。
Posted by enatural at 2004年6月 9日 11:14