2004年7月13日
成長に陰りが見え始めた有料検索ビジネス
有料検索市場の過去2年間の急成長振りは目を見張るものがあったが、今四半期にはやや減速の兆しが見られた。しかしアナリストや業界幹部らは、有料検索ビジネスが衰退しつつあるとの見解を否定し、逆に今後もさらに成長するとの見通しを示した。
全く何もなかった原野に、忽然とビルが立ち始め、今では立派なビル群が建ち並ぶ有料検索ビジネスにおいては、これまでと同様の成長を期待するのは難しいというものでしょう。またぶっとんじゃうくらい新しいトピックが現れれば別ですが、基本的には“急成長”は終わりを告げると思います。が、堅調な成長は続けていくはずです。
有料検索市場は依然成長を続けているが、成長速度は前四半期に比べ鈍化している。Mahaneyは投資家向け短信の中で、Overtureの売上は前年から39%増加したが、第1四半期に記録した前期比45%増を下回っている、と指摘している。
“成熟期”の入口に差し掛かった、ということでしょう。いつだって歴史は繰り返しいるのです。
Posted by enatural at 2004年7月13日 11:56