2004年7月13日
オープンソースサーチエンジン「Objects Search」がWeb APIを無料公開
オープンソースサーチエンジン「Objects Search」がWeb APIを無料公開
Objects Searchが公開している「Objects Search Web API developer's kit」には、このAPIを使用するためのドキュメント、JavaによるサンプルコードとWSDLファイルが含まれている。そのほかにもObjects SearchのWebサイトには、Javaで使用するためのチュートリアルが用意されている。
Objects Searchはオープンソースサーチエンジン「Nutch」を利用して開発が進められている検索エンジンだそうです。「Nutch」の子供たちが、どんどん成長しております。
10カ国以上のユーザーインターフェイスを用意してはいるが、現在のところ商用サーチエンジンに比べて検索精度は低く、今後の開発に期待されている。
すぐにバリバリ使えるようなものは期待していません。じっくりで構わないので、将来的に使える検索エンジンになって欲しいと思います。
何よりアルゴリズムが公開されているため、商用サーチエンジンとは異なり、検索結果の表示順位について理由が説明される点が評価されている。
オープンソースの検索エンジンはここが良いです。
サーチエンジンのWeb APIを公開する試みはGoogleが先駆けであり、Google Web APIではアカウントを取得すれば1日1,000回のクエリーをGoogleに送ることが可能だ。これに対してObjects Search Web APIでは、今のところ検索回数などの制限は設けられていない。
Posted by enatural at 2004年7月13日 17:04