2004年7月14日
あなたはどのように「見積もり」をしていますか?
ユーザーとともにITベンダーの提案書や見積書を診断している同氏は,「リスク分析をほとんどせずにリスク分をコストに載せていたり,プロジェクト・メンバーに意味もなく単価の高い部長クラスを3人も含ませていたりするなど,ユーザーが受け入れ難い見積書があまりにも目立つ」と言う。
見積もりではありませんが、ありがちだと思うのは「ざっくりとした料金を教えて」というものだと思います。これは非常に難しい。期間、内容によって、本当に料金はまちまちです。ただ、頼む方からすればある程度の目安がなければ頼みにくい、というのももっともな話だと思います。
作業内容をパーツに分け、それを積み上げて行く方法が分かりやすいと思いますが、そこまで落とし込んで料金表を作成するのも根気のいる作業です。でも、それがあれば頼みやすいだろうな、と思います。弊社もこの部分は頑張ってます。
見積もりを問い合わせのきっかけとすることもあるでしょうが、全く目安になるものがない場合は、余程お願いしたいと思わない限り、返ってハードルを高くしてしまっている場合も多いのではないでしょうか。
見積もりの根拠とは,その見積もりが「いったい何に基づいて算出されたのか」を指す。具体的には,最終的な工数や金額を算出するにあたって,そのベースが過去の実績なのか,あるいは機能数なのか,それとも作業時間数の積み上げなのか・・・などのことである。ユーザーはそれらの根拠に基いて,見積もり内容の妥当性を判断するわけだ。
Posted by enatural at 2004年7月14日 17:23