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2004年9月21日

ネット社会の経営術:経営者はネット社会とどう付き合うのか?

ネット社会の経営術:経営者はネット社会とどう付き合うのか?

今回から「ネット社会の経営術」と題して、「実社会での経営とネット社会での経営とでは何が違ってくるのか」をシリーズでお話ししていきたい。ネット社会はすでに浸透しているが、なかなか体感するのが難しい。そのためパソコンやITになじみのない経営者は、身の回りでなにが起きているのかを理解できていない。そして、このことこそが、今後の経営に致命的な影響を与える可能性が高い。

実社会と比較したネット社会の特徴として、以下の4つが挙げられています。

1. 体感しにくい社会

2. 二感(概念)で理解しなくてはいけない社会

3. 電気やディスプレイが必要な社会

4. 人もモノも24時間いつもつながっている社会

特に「体感しにくい」というのは重要ではないかと思います。質感がないため、ホームページを構築しても実感が湧かない、という側面もあるかもしれません。具体的に問い合わせが多数あれば、ホームページが稼働している感覚を味わえる可能性もありますが、それすらなければ街角の立て看板と同じで、忘れ去られ朽ち果ててしまうことだってなくはないでしょう。

ホームページをどう感じるのか? 目に見える形でホームページの活用度合いを示すのが最良だと思います。アクセス解析を行い、きちんと効果測定をしましょう。そして、人が寝ていても24時間活動していることを実感しましょう。

Posted by enatural at 2004年9月21日 17:28