2004年9月27日
電通、アクションクリックを傘下に
電通はインターネット広告事業の強化へ向け、資料請求などの実績に応じて広告料を請求する「成果報酬型」ネット広告に参入する。グループ企業と共同で、成果報酬型広告の専門会社、アクションクリック(東京・港、松本拓也社長)を傘下に収める。ネット広告の費用対効果を重視する広告主が増えているのに対応、成果報酬型広告を新規事業の柱の1つとして育成する。
昼時に日経新聞を読んでいた弊社代表が「電通も成果報酬型広告に参入だってさ」と言うので「アクションクリックでも買収したんですか?」と言ったら、本当にアクションクリックを参加に収めていて驚きました。
今ほどアフィリエイトが一般的でない時代にアクションクリックが登場し「成果報酬型広告」を広めたと記憶していますが、当時配信していたメールマガジンで採用していましたが、非常にコンバージョンレートが高かったのを覚えています。どこでも媒体になれるという仕組みではなく、確か当時から審査があったのではないでしょうか。
「ネット広告の国内市場は2003年に1183億円(電通調べ)と初めて1000億円を突破。うち成果報酬型の比率は03年で約17%で、拡大が予想される」ということで、再びアクションクリックの時代が訪れるでしょうか。単純にバナー広告やクリック課金のネットワークを作るのではなく、ある意味でアクションクリックは「成果報酬型」という一時代を築いていたのではないかと思います。
Posted by enatural at 2004年9月27日 17:54