2004年7月30日
Time Warner増収減益、AOLは広告事業が好転
AOL部門は広告事業が牽引する形で収入が21億7700万ドルと、前年同期比で2%増加した。営業利益は13%の伸び。広告収入は有料検索の伸びに支えられ、23%増の4200万ドルとなっている。
2004年7月29日
オンライン広告支出、2009年にはほぼ倍増
オンライン広告支出は、2009年までにほぼ倍増し、161億ドル規模に到達する見通しだ。マーケティング業者の総予算に占める割合も、大幅に増えるという。JupiterResearchが7月27日に発表した。
2004年7月28日
People この人に聞く AAJ森川さゆり氏
森川:All About Japanは、雑誌に比べてもうちょっと個人的な感じがします。雑誌は比較的客観的な立場で情報を提供していますが、インターネット、特にAll About Japanのようなサイトは個人が顔を出して自分の責任で文章を書くので、自分はこう思った、こんなことがあったというような個人的な要素が雑誌よりも露出されるんですよね。そういう意味では、読む人により近いのではないでしょうか。それぞれによさがありますので、雑誌は雑誌として成立しつづけると思います。
マクロメディアと電通テック、ブロードバンド広告技術「Flash CM」開発
マクロメディアと電通テック、ブロードバンド広告技術「Flash CM」開発
Flash CMは、映像や双方向機能を多用するブロードバンド向け映像広告において安定的な動作を実現する技術。映像データや双方向機能による情報の一括管理ができるため、ブロードバンドユーザーに向けて広告を大規模に配信する際のコスト削減も可能だという。
2004年7月26日
GMO、無料掲示板レンタルサービス「teacup」をグループ会社化
GMO、無料掲示板レンタルサービス「teacup」をグループ会社化
今回のグループ参画では、ティーカップ・コミュニケーションの51.0%の株を所有する親会社の株式会社アイズファクトリーが、GMOとの株式交換により、GMOの完全子会社となることから、ティーカップ・コミュニケーションもGMOグループとして参画するというもの。GMOとティーカップ・コミュニケーション間での株式交換は行なわれない。
ハー・ストーリィ、女性2,000人へのインターネット関連調査を実施
ハー・ストーリィ、女性2,000人へのインターネット関連調査を実施
自宅でのインターネット利用目的では、「メール」が89.7%、「情報検索」が86.6%、「懸賞応募、アンケート回答」が79.9%、「ホームページ閲覧」が74.6%で7割を上回った。また、「ネットショッピング」の60.6%や「インターネットオークション」の46.2%など“買い物”に関する割合も増えており、ハー・ストーリィではブロードバンドの普及によるものだと分析している。
MSNも黒字化。MS決算、好調続く
インフォメーションワーカー部門はOffice Systemが好調で23%の増収。MSN部門は前年度までの赤字から、2004年度は初めて黒字に転換した。
技術者の12%は「会社が自分の何を評価しているか分からない」
技術者の12%は「会社が自分の何を評価しているか分からない」
モチベーションの低下の背景には、評価への不満があるようだ。自分が今の会社で評価されていると思う要素を尋ねたところ、日本人の12%が「全く分からない」と回答(中国人は4%)。働いてみたい企業の条件として、日本人はトップに「技術力や仕事を正当に評価してくれる」(52%、中国人は46%)を挙げている。
2004年7月23日
GMO、オンラインゲームのネットクルー・ジャパンを完全子会社化
GMO、オンラインゲームのネットクルー・ジャパンを完全子会社化
今回の完全子会社化は、GMOの個人向けエンターテイメントおよびコミュニケーション分野のオンライン事業強化策の一環として行なわれた。
中国:ネット広告「受け入れられない」合計24%=サーチナ
オンライン広告を「全面的に受け入れられる」と答えた人が全体の13%程度、「受け入れられる」との回答が54%に達している。一方で、「まったく受け入れられない」との回答は4%程度にとどまったものの、「あまり受け入れられない」も20%に達している。「どちらともいえない」という中性的な回答は10%。
2004年7月22日
ヤフーの第1四半期決算、オークション事業は不正出品対策の影響で横ばい
ヤフーの第1四半期決算、オークション事業は不正出品対策の影響で横ばい
ヤフーは21日、2004年度第1四半期(4月~6月)の連結決算を発表した。売上高は244億9,500万円(前年同期比57.4%増、前四半期比8.5%増)、営業利益は134億7,000万円(前年同期比59.7%増、前四半期比8.3%増)となっている。
Yahoo!ショッピングが刷新、新プランの追加や出店費用を割引など
Yahoo!ショッピングが刷新、新プランの追加や出店費用を割引など
新プランでは、初めて出店する店舗向けの「おためしプラン」から、売上高の大きい店舗向けの「スタンダード プラチナプラン」までの5種類のプランが用意されている。
今後の検索広告は「供給不足で料金も上昇」--米調査
市場調査会社のNielsen/NetRatingsが米国時間19日に発表した調査レポートによると、今後数年間でWeb検索ページに対するトラフィックの増加傾向は落ち着きを見せるようになり、広告主が利用できるスペースに限りが出てくるだろうという。さらに、有料検索の支出額が増加傾向にあることを考慮すると、広告料金の上昇が予測される。
2004年7月21日
米Macromedia、Webコンテンツ出版担当者に配慮したCMSスイートを発表
米Macromedia、Webコンテンツ出版担当者に配慮したCMSスイートを発表
まず、ビジネスユーザーはContribute 3を使って技術的な知識がなくてもWebコンテンツを出版できる。Microsoft Officeと統合できるだけでなく、FlashPaper 2を使用することで文書をPDFやFlashファイルに変換することも可能だ。Web開発者はこれまで通りMacromedia Studio MX 2004を使って開発を行ない、IT管理者はContribute Publishing Serviceを使って個々のユーザーの出版権限などをコントロールできる。
検索エンジン利用時に3語以上を入力する人が増加傾向
検索エンジン利用時に3語以上を入力する人が増加傾向~OneStat.com調査
一方、3語を入力した人は今回26.83%と1.22ポイント増加、4語も14.83%と2.00ポイント増加、5語も6.76%と1.12ポイント増加していた。これに対して1語しか入力しなかった人は16.60%で、前回調査に比べて2.42ポイント減少していた。
SEO/SEMの地平と彼岸
にもかかわらず、「GoogleとYSTでは、最適化のためのロジックが厳密には異なり・・・」ということを言い始めるから、話がややこしくなる。SEO/SEMから得られるリターンは機会コストの最適化でしかなく、導入するためのコストという絶対的な支出を並列して、コストを正当化するという議論自体、土台無理なのだ。
2004年7月16日
ゴメスの天気予報サイト表示速度ランキング、「日本気象協会」が最速
ゴメスの天気予報サイト表示速度ランキング、「日本気象協会」が最速
ゴメスでは6月10日から7月10日までの1カ月間、天気予報を提供する13サイトのトップページの表示速度を国内の2拠点から1時間に1回ずつ測定し、ランキングを作成した。平均表示速度が0.420秒の日本気象協会が1位に入り、以下、「ヤン坊マー坊天気予報」が0.435秒、「Weather Infomation Service」が0.783秒、「ダブルラインワールド」が0.906秒、「ハレックスブレイン」が1.284秒で続いている。測定対象となった13サイトの平均は2.985秒だった。
日本気象協会を表示させると、確かに早いです。しかし、ページタイトルが「JWA Home Page」になっているのは頂けません。
Googleで検索すると表示されるテキストが
JWA Home Page
このサイトはフレーム対応です。 視覚障害者向け気象情報をご覧になりたい 方は、次のリンクをクリックしてください。 視覚障害者向け気象情報のペー ジ.
では、よく分からないですね。
NS総研、転職サイト調査結果を発表。「リクナビNEXT」がトップ
NS総研、転職サイト調査結果を発表。「リクナビNEXT」がトップ
調査では、「認知率」「訪問率」「定期利用率」「満足度」「信頼度」など7つの指標から算出した評価点により、転職サイトの総合的に評価した。総合評価の1位は、評価点99.90で「リクナビNEXT」。「en」(86.22)、「Yahoo!求人情報(※現Yahoo!リクナビ)」(82.80)、「とらばーゆNet(※現リクナビ派遣)」(79.28)と続く。
転職サイト比較調査2004は、過去3年以内の転職経験者で転職サイトにアクセスしたことのあるユーザー900名(男性450名、女性450名)を対象に2004年5月7日から12日にかけて実施したアンケート調査だそうです。
2004年7月15日
IEのシェアが低下--1%の変化は何を示すのか
シェアが1%変化したところで、大勢には全く影響はない。だが、WebSideStoryがブラウザのシェアに関する統計をとり始めた1999年以来、IEのシェアに初めて下降傾向が見られたことは注目に値する。
「問題はこの変化が何を示しているのかだ。世の中が大きく変わることの前兆なのか。それとも、Microsoftのブラウザから他の製品に切り替える口実を探していたユーザーが、すでに数百万人もいたということなのか」と、WebSideStoryのGeoff Johnstonはコメント。
脆弱性で敬遠? ブラウザシェアで、IEが久々の95%割れでも書きましたが、
制作側からするとIEを基準にウェブ制作するのは手間がかからなくて良いのですが、一社独占というのはあまり健全ではないですね。
というところだと思います。新しい技術が登場するというのも楽しいことだと思います。
三井物産のキーワード連動広告、JENSのブログサイトに採用
JENSは7月14日、ブログ(Blog)サイト「JENS WeBlog」で、三井物産のキーワード連動型広告サービス「LISTOP」を採用したと発表した。
広告は各blogではなく、カテゴリーで挿入されているようです。それにしても、JENS WeBlogは全員が同じデザインなんですね。
eNatural.orgでも「LISTOP」に提携を申請したのですが、残念ながらトラフィックが少なくて×でした。
ゴメス、ショッピングサイトのランキングを発表
ゴメスは、「2004年夏期オンラインショッピングサイトランキング」を発表した。このランキングは、「サイト運営企業が決済システムを所有している」「一般ユーザーの利用に会費が不要」など同社独自のノミネート条件に該当する14サイトを、「機能性と使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「サービスのきめこまかさ」の4カテゴリから中立的な立場で評価したもの。
トップ5はこのようになっています。
1位 楽天市場
2位 Amazon.co.jp
3位 Yahoo!ショッピング
4位 ベルメゾンネット
5位 セシール
楽天市場は「複数の店舗での商品購入する場合、カート上の表示される金額が店舗ごとの合計のため、複数の店舗をあわせた金額の表示が今後望まれる」と評されていますが、これはlivedoorデパートが対応する機能ですね。livedoorデパートが入ったランキングが楽しみです。
Amazonは「どのページからでも各カテゴリのトップページにダイレクト移動できる使いやすいインタフェース、どのページにも一つ前に戻るリンクが設置されているなど操作性の高さ」が評価されています。
「aDesigner」Webサイトの音声読み上げブラウザ対応度を判定するツール
日本IBM、Webサイトの音声読み上げブラウザ対応度を判定するツール
日本IBMは、Webサイトの音声読み上げブラウザ対応度などサイトのアクセシビリティやユーザビリティを判定するツール「aDesigner」の無償ダウンロード提供を開始した。Windows XP/2000に対応する。
「音声読み上げブラウザがWebサイトをどのように読み上げるかを視覚化し、修正点を自動的に表示」してくれるそうです。
例えば、情報を読み上げ終わるまでの時間を「色の明るさ」で表現し、読み上げに時間がかかる部分の背景色を暗く表示するという。
「弱視や色覚異常のユーザーによるWebサイトの見え方や“ぼやけ”具合も再現。見えにくい部分を自動的に検出する」や、「聞きやすさ」(Listenability)や「移動のしやすさ」(Navigability)などの独自基準でA/B/Cの三段階でWebサイトを判定する評価機能も搭載しているそうです。
「WebコンテンツJIS」が制定されましたから、こういうツールがあると便利かもしれません。
NTTとNTTレゾナント、3Dウェブ検索サービスがIEから利用可能に
NTTとNTTレゾナント、3Dウェブ検索サービスがIEから利用可能に
NTT(持ち株)とNTTレゾナントが運営する実験サイト「gooラボ」は、現在共同実験中の検索サービス「総覧型3Dウェブ検索サービス」の機能を7月14日より拡充した。本サービスを利用した検索がInternet Explorer(IE)から利用可能になる。
専用ソフトウェア「FieldExplorer」をインストールし、検索もFieldExplorerの専用ブラウザから行なう必要があったのが、FieldExplorerがインストールされているPCであれば、IEからの検索が可能になるということです。でもやっぱり、専用ソフトをインストールしておかなくてはなりません。
3D空間での検索というのはどういう感じなんでしょうか。ソフトをインストールするというのが抵抗があって、試しておりませんが。
ポップアップ広告表示の禁止機能などが追加された「Yahoo!ツールバー」
ポップアップ広告表示の禁止機能などが追加された「Yahoo!ツールバー」
Yahoo!ツールバーは、同社が既に公開しているツールバー「Yahoo!コンパニオン」をバージョンアップしたもので、あわせて名称も変更された。Yahoo!ツールバーの新機能として、ポップアップ広告などを非表示にする「ポップアップブロッカー」を搭載。
一時、一世を風靡したポップアップ広告はすっかり目にしなくなりました。面白いもので、全てのユーザがポップアップをブロックするツールバーを入れている訳ではないのに(むしろ少数派にも思える)、ポップアップはよくない、だからブロックする、という流れができた途端に消えていきました。
しかし、最近ではポップアップではなく、強引にJavaScriptなどでWindowsを開く手法も出てきましたね。いろいろ考えるものですね。最初に一度表示されるだけならいいのですが、ページを表示する度に繰り返されるのは、あまり利用者の利便性を考えているとは言えないかもしれませんね。
2004年7月14日
あなたはどのように「見積もり」をしていますか?
ユーザーとともにITベンダーの提案書や見積書を診断している同氏は,「リスク分析をほとんどせずにリスク分をコストに載せていたり,プロジェクト・メンバーに意味もなく単価の高い部長クラスを3人も含ませていたりするなど,ユーザーが受け入れ難い見積書があまりにも目立つ」と言う。
見積もりではありませんが、ありがちだと思うのは「ざっくりとした料金を教えて」というものだと思います。これは非常に難しい。期間、内容によって、本当に料金はまちまちです。ただ、頼む方からすればある程度の目安がなければ頼みにくい、というのももっともな話だと思います。
作業内容をパーツに分け、それを積み上げて行く方法が分かりやすいと思いますが、そこまで落とし込んで料金表を作成するのも根気のいる作業です。でも、それがあれば頼みやすいだろうな、と思います。弊社もこの部分は頑張ってます。
見積もりを問い合わせのきっかけとすることもあるでしょうが、全く目安になるものがない場合は、余程お願いしたいと思わない限り、返ってハードルを高くしてしまっている場合も多いのではないでしょうか。
見積もりの根拠とは,その見積もりが「いったい何に基づいて算出されたのか」を指す。具体的には,最終的な工数や金額を算出するにあたって,そのベースが過去の実績なのか,あるいは機能数なのか,それとも作業時間数の積み上げなのか・・・などのことである。ユーザーはそれらの根拠に基いて,見積もり内容の妥当性を判断するわけだ。
自治体サイトは細部が重要
まず、トップページに並ぶリンク名を見てみると、いったいその先にどんなコンテンツがあるのか分りにくいものがいくつかあった。例えば「小平ウォッチング」「でかけてみませんか」といったリンク名だ。
これ、思い当たる節のあるサイトも多いのでは? なんとなくつけてしまったコーナータイトルにありがちです。クリックさせよう、クリックしてもらおう、と念じながら、名コピーを考えなくてはなりません。ただデザインすれば良い、というものではありませんね。
Mac用のPageRankツールバー
GoogleツールバーはWindows用しかないのでMacユーザーはPageRankを見られません。そんなMacユーザーのための、PageRankツールバーです。
SEMリサーチより。Macユーザお待ちかね。
ダウンロードはPageRank Toolbar Widget For Macintoshで。Widgetなので、あらかじめKonfabulatorをインストールしておく必要あり。Mac OS X 10.3以降に対応。
映画のプロモーションにblogを活用#2
JUGEMとTSUTAYAが提携し、blogで海外ドラマ「ロズウェル」のプロモーションをするというエントリーを書いたばかりでしたが、blog.bulknews.netによればlivedoor Blogでは映画「サンダーバード」のプロモーション用にblogのテンプレートを利用することになったそうです。
確か海外ではスパイダーマンでそんな事例があったな、と思ったらやっぱりありました。
新しいプロモーションの形、ウェブログ用テンプレートを販促に使う
企業のプロモーションなどでは壁紙やスクリーンセーバーのダウンロードを提供しているところも多い。それだけにとどまらず面白いなと思ったのはSpider-Manの映画のプロモーションのサイトではBloggerとLive Journalのスパイダーマンバージョンのテンプレートを提供している。
どのくらいのユーザが面白がって使ってくれるかは分かりませんが、こういうプロモーションを展開できるのはASPの強みかもしれません。影響力のblogには広告料金を払っても良いかもしれませんね。
livedoor Blog 開発日誌がサンダーバードテンプレートで運用されているのですが、確かにかっこよくてインパクトがある。しかし微妙にユーザビリティが悪くなっているような気も。よく見るとそうでもないのですが、ヘッダー部分がガチャガチャするからそう感じたんですかね。試み自体は面白いと思います。
大量のスパムコメント
俺と100冊の成功本では「ついてる!」と言い続けていたら480個のスパムがついて、それがやじうまウォッチに取り上げられたそうですが、eNatural.orgも負けていませんよ。なんと、600個以上のスパムコメントを5時間に渡ってつけて頂きました。ついてる? でも、データベースからさくっと削除いたしました。
2004年7月13日
ライブドア、ジェイ・リスティングを買収
ライブドアは、検索キーワードに連動した広告サービスなどを提供する「ジェイ・リスティング株式会社」の株式を取得し、完全子会社にしたと発表した。取得株式は550株(総額3億5,000万円)。2004年9月期の決算に与える影響は軽微だとしている。
昨年12月に立ち上げ、ようやく営業を開始したと思ったらもうexitですか。創業者にとっては良かったでしょうし、ライブドアにしてみれば非常に安い買い物だったでしょう。堀江社長は自身のblogで「念願のディレクトリサービスの自前化を実現」と書いています。
オープンソースサーチエンジン「Objects Search」がWeb APIを無料公開
オープンソースサーチエンジン「Objects Search」がWeb APIを無料公開
Objects Searchが公開している「Objects Search Web API developer's kit」には、このAPIを使用するためのドキュメント、JavaによるサンプルコードとWSDLファイルが含まれている。そのほかにもObjects SearchのWebサイトには、Javaで使用するためのチュートリアルが用意されている。
Objects Searchはオープンソースサーチエンジン「Nutch」を利用して開発が進められている検索エンジンだそうです。「Nutch」の子供たちが、どんどん成長しております。
10カ国以上のユーザーインターフェイスを用意してはいるが、現在のところ商用サーチエンジンに比べて検索精度は低く、今後の開発に期待されている。
すぐにバリバリ使えるようなものは期待していません。じっくりで構わないので、将来的に使える検索エンジンになって欲しいと思います。
何よりアルゴリズムが公開されているため、商用サーチエンジンとは異なり、検索結果の表示順位について理由が説明される点が評価されている。
オープンソースの検索エンジンはここが良いです。
サーチエンジンのWeb APIを公開する試みはGoogleが先駆けであり、Google Web APIではアカウントを取得すれば1日1,000回のクエリーをGoogleに送ることが可能だ。これに対してObjects Search Web APIでは、今のところ検索回数などの制限は設けられていない。
経営者は情報源としてインターネットを重視
経営者の情報源としてインターネットは新聞に次いで重要視される存在に
「あなたが重要視している『情報源』は何ですか」という質問(複数回答可)では、1位が「新聞」(59.7%)で、「インターネット」(39.1%)、「テレビ」(38.7%)、「同業者」(32.8%)、「取引先」(28.2%)が続いた。また、「雑誌」(19.1%)や「書籍」(9.0%)、「ラジオ」(6.3%)などは位置づけが低かった。
なんと、テレビよりもインターネットが上位に。欲しい時に欲しい情報を得られる双方向性やタイムリー性が支持されているそうです。30代層ではインターネットが新聞よりも重要視されている傾向が見られたとか。
インターネットを見れば新聞も見られますからね。
「あなたは経営に活用するために、インターネットでの情報収集はどの程度していますか」という質問においては、全体で「よく利用する」と回答したのは23.1%、「ときどき利用する」が27.7%と、両回答者を足してかろうじて半数を超える程度だった。
情報源として重要視している割合に比べると、うまく活用できていないのでは、という印象ですね。
米MSNBC.comが1996年の開業以来始めて黒字を達成
米ニュースサイトの「MSNBC.com」が、1996年7月の開業以来初めて黒字を達成したことが12日、明らかになった。MSNBCは、米Microsoftと米NBC NewsがCATVとWebサイトを24時間運営するために設立したジョイントベンチャーだ。
実に黒字化まで8年かかっています。2004年第4四半期までの年間売上高4,500万ドルで、初めての黒字に。
同社のビジネスは広告収入で成り立っており、総売上の80%以上は60社の広告主による出稿で、10万ドル以上出稿した広告主も70社以上に及ぶとしている。
2004年6月には、権威あるNational Press Clubから最も優れたジャーナリズムWebサイトとして表彰されるなど、ようやく結果がついてきた、という感じなのでしょうか。
上半期の検索キーワード、時事ではWinnyがトップ
楽天のポータルサイト「インフォシーク」はこのほど、今年上半期(1月1日-6月30日)の検索キーワードランキングを発表した。
上半期‥‥もうそんな時期ですか。
「時事」では「Winny」が1位、2位「小6女児事件」3位「イラク」4位「ジャネット・ジャクソン」5位「高遠菜穂子」と続きます。
スポーツは「ゴルフ」「サッカー」「テニス」「スキー」「栗原恵」の順番で、利用者の平均年齢が高いのか? と思わず思ってしまう順位です。栗原恵さんて、バレーボールの方ですね。「バレーボール」「釣り」よりも上位にいるのですから、大したものです。
男性有名人の「ペ・ヨンジュン」1位は順当としても、女性有名人の「小沢なつき」にびっくり。やっぱり30代以上の利用者が多いのか? 「モーニング娘。」や「小倉優子」の上ですからね。
総合1位の「無料」はなんだか寂しい‥‥。
成長に陰りが見え始めた有料検索ビジネス
有料検索市場の過去2年間の急成長振りは目を見張るものがあったが、今四半期にはやや減速の兆しが見られた。しかしアナリストや業界幹部らは、有料検索ビジネスが衰退しつつあるとの見解を否定し、逆に今後もさらに成長するとの見通しを示した。
全く何もなかった原野に、忽然とビルが立ち始め、今では立派なビル群が建ち並ぶ有料検索ビジネスにおいては、これまでと同様の成長を期待するのは難しいというものでしょう。またぶっとんじゃうくらい新しいトピックが現れれば別ですが、基本的には“急成長”は終わりを告げると思います。が、堅調な成長は続けていくはずです。
有料検索市場は依然成長を続けているが、成長速度は前四半期に比べ鈍化している。Mahaneyは投資家向け短信の中で、Overtureの売上は前年から39%増加したが、第1四半期に記録した前期比45%増を下回っている、と指摘している。
“成熟期”の入口に差し掛かった、ということでしょう。いつだって歴史は繰り返しいるのです。
2004年7月12日
家電販売サイト表示速度ランキング、1位は「Yahoo!ショッピング」
家電販売サイト表示速度ランキング、1位は「Yahoo!ショッピング」
ゴメスでは6月1日から30日までの1カ月間、家電製品を販売する15サイトのトップページの表示速度を国内の2拠点から1時間に1回ずつ測定し、ランキングを作成した。平均表示速度が0.505秒のYahoo!ショッピングが1位に入り、以下、「ビックカメラ」が0.819秒、「gooショッピング」が1.017秒、「石丸電気」が1.058秒、「ヨドバシカメラ」が1.099秒で続いている。測定対象となった15サイトの平均は1.829秒だった。
同時に航空券を取り扱うサイトの表示速度ランキングも実施されています。
国内航空券サイトでは「エアーアンドステイ」(0.183秒)、海外航空券サイトでは「Yahoo!トラベル」(1.031秒)がそれぞれトップとなった。
Yahoo! トラベルは優秀ですね。航空券やツアーを検索している時に、数十秒待たされると使う気力がうせるかもしれませんね。いくらでも競合がいますから。そういう意味では楽天の検索ももう少し便利になって欲しい。あまりにも探しているものと違うものが出てきたりして、そういう時は検索を断念してしまいます。
TSUTAYA x JUGEM
TSUTAYA onlineさんとの共同運営ブログ第一弾です。TSUTAYA onlineさんとはロズウェルを皮切りにいろいろと展開していく予定です!お楽しみに・・
ペーパー社の社長、家入氏のblogによると、ペーパー社のblog ASPであるJUGEMがTSUTAYAとコラボレーションを開始したそう。海外ドラマ「ロズウェル」の応援blogが展開されているそうです。この辺の機動力は流石です。
ちょうど1年くらい前に某衛星放送の映画キャンペーンの企画でblogとSEOを提案したことがあったのですが、流石にどちらも早すぎました(笑)
脆弱性で敬遠? ブラウザシェアで、IEが久々の95%割れ
IEは2002年6月以来、95%以上のシェアを誇り、6月に入るまでは約95.7%と着実にシェアを保っていたという。しかし、6月4日に95.73%だったシェアも、7月6日には94.73%に低下している。
脆弱性が原因か? と記事。IEにとってはほとんど意味のない1ポイントも、MozillaとNetscapeにとっては26%の伸びだそうです。
制作側からするとIEを基準にウェブ制作するのは手間がかからなくて良いのですが、一社独占というのはあまり健全ではないですね。Mozilla、Netscapeはもちろんですが、OperaやSafariにも頑張って欲しいところ。健全な競争が必要です。Safariの場合は、Macユーザが増えなくてはいけませんが。
ネット・カタログ通販の利用金額は年間平均98,900円~佐川急便調査
ネット・カタログ通販の利用金額は年間平均98,900円~佐川急便調査
通信販売に関する調査では、利用頻度は「年に2回~5回未満」が34.0%と最も多く、「年に5回~10回未満」(25.5%)、「年に1回程度」(16.5%)」と続く。通信販売による購入金額は年間平均で約98,900円、1回あたりの平均購入額は約12,200円となっている。
全国の20~50代の男女400人を対象で、インターネットを利用したアンケート調査ということを割り引いても、約10万円も使っているのかぁ、と思いましたが、改めて考えると自分でもそのくらいは使っているような気がしました。ちょっと気の利いた電気製品‥‥デジカメ、周辺機器でも購入すれば、すぐにそのくらいはいきそうです。
通信販売を年に1回以上利用したという回答は、カタログ通販が86.8%、テレビショッピングが40.8%、インターネットショッピングが94.8%。
カタログ通販とか、みなさんけっこう利用されているんですね。1回あたりの平均購入額は約12,200円だそうです。送料のことを考えると、少し多めに買ってしまう場合もありますね。
便利だと思う宅配便関連サービスは、「時間帯指定サービス」が84.0%と圧倒的に高く、以下「インターネット・携帯電話での配送状況確認サービス」(53.5%)、「クール便」(51.8%)、「代金引換サービス」(37.3%)と続く。また、現在の宅配便については「満足している」という回答が77.8%となっている。
2004年7月 9日
livedoor デパート 出店のご案内
livedoor デパート 出店のご案内が公開されています。
資料請求につきましては、livedoor IDが必要となります。
最近、何かと注目を集めているライブドアだけに、ショッピングモールのデパートにも期待して良いでしょうか。アフィリエイトとか始まったら、また違った面白さが出てきそうです。
米Yahoo!の2004年第2四半期、利益倍増で好調を維持
米Yahoo!が2004年第2四半期決算を発表した。売上高は8億3,200万ドルで、前年同期の3億2,100万ドルから159%も増加した。
純利益が前年同期の5,080万ドルから1億1,250万ドルに倍増だそうです。
広告収入などを含むマーケティングサービス収入は6億9100万ドルとなり、前年同期比215%増。料金収入は有料サービスの会員増加が貢献して49%増の1億400万ドル、リスティングス収入は17%増の3800万ドルだった。
2004年7月 6日
Microsoft、新たな検索エンジンを「MSN Sandbox」でプレビュー
Microsoft、新たな検索エンジンを「MSN Sandbox」でプレビュー
米Microsoftは、MSNで採用する予定の新たな検索エンジンの技術プレビュー版をWebサイト「MSN Sandbox」で公開している。
MSN Search Technology Previewをクリックすると試すことができます。
試してみたところ、一部日本語も通るようですが、面白い挙動も見られます。例えば「野草」と検索すると、
Microsoft Corporation
World Wide Web Consortium
Welcome! - The Apache Software Foundation
Google
ornj.net
Apple
という順番で出てきます。文字変換が正常に行われていないのだと思いますが、MSが一位なのが面白いですね。自社の検索エンジンだから? デタラメな文字列を入れると「Sorry, no results were found containing "~~~~"」と言われます。
blog事例:カントリーコネクション
METAMiX! でblog事例として紹介されていたカントリーコネクションが素敵だったので、eNatural.orgでもご紹介します。
那須高原の一人で泊まれる宿カントリーコネクションのホームページがMovable Typeで構築されています。シンプルなデザインで、MTを上手にCMSとして活用した好例と言えるでしょう。左メニューの予約状況はどのように実現しているのでしょう?
海外では当たり前のドミトリーという相部屋(男女は別)方式の宿となると、日本では沖縄に沢山あるくらいで、その他の地域では滅多に見られない。しかも、一人あたり3000円となれば、利用するしかないだろう。
とMaskinさん。余談ですが、実は男女同部屋のドミトリーに宿泊したことあります。ニューヨークのとあるホステルだったのですが、それはもうドキドキしたものでした。男女同部屋のはずなのに男は1割くらいで、あちらのみなさん寝るときはほとんど下着なのですね。
成果主義によって職場の士気低下、うつにも
成果主義が職場の人間関係に与えた影響を伺ったところ、職場の士気が「向上」したと回答した方が21.8%だったのに対して、「低下」したと答えた方は36.7%。成果主義へのマイナス評価が、プラス評価を大きく上回りました。「低下」したの回答は、「特に影響はない」(35.2%)の回答も上回っています。
アンケートのテーマは「こころの健康」です。
成果主義を「導入済み」であるのは78.7%にも上っています。「自分または周囲にうつになった人がいる」が約4割もいて、切実な問題であることも分かります。
正直なところ、成果主義という制度がnikkeibp.jp読者の皆さんの職場環境にこれほどまで重くのしかかっているとは、予想していませんでした。特に自由回答欄には、回答者のため息、やるせなさが溢れていました。制度と実態は、まだまだうまくかみあっていないようです。
2004年7月 2日
MSN Search、アップグレードで「最軽量」検索エンジンに
MSN Search、アップグレードで「最軽量」検索エンジンに
米MicrosoftのWebポータル部門MSNは6月30日、検索サービスの「MSN Search」をアップグレードしたと発表した。ロード時間の短縮を図り、メジャーな検索サイトの中で最も軽いページになったとうたっている。
新しくなったページはここ。確かに白をベースに非常にシンプルになっています。検索窓以外には何もない感じ。しかし残念なのは、検索すると青いいつもの画面になること。これはサイト全体との整合性を取るために致し方ないでしょうか。
このほか、スポンサー付きリンクをテーブルで囲むなど、アルゴリズム検索結果との区別を明確にした
ようやく一般的なサイトになったということでしょう。非常に分かりやすくなりました。
それにしても、MSが必死になって検索エンジンを作っているのは今でも不思議な感じがします。
マイクロソフト、米国で新しいMSN Searchを今夜発表へ
今回の目玉はやはり、MSNが自社開発したウェブクローラーや、独自のアルゴリズムに基づいた検索エンジンが、テストバージョンとして公開されることだ。このシステムは、同社会長のBill Gatesが示したスケジュールによれば、今年中に本格導入される予定で、それまでに各サイトのウェブマスターがこのシステムの仕組みを詳しく調べられるよう、テストを続けていくという。
具体的には、スポンサー付き検索結果は表示件数が減らされ、さらに色付きのボックス内に、通常の検索結果と区別するためのラベル付きで表示される。これにより、検索結果ページ上でスポンサー付き検索結果がより目立つようになっている。この新デザインのβテストの段階では、旧デザインと比べて、ユーザーがMSN Searchを利用する時間と実行する検索の件数が増えたという。
MSN Search、精度向上や軽量化などの改良~次世代検索技術もプレビュー
また、MSNではさらに改良を加えた次世代の検索エンジンの技術プレビュー「MSN Search Technology Preview」を開始した。対象となるのは英仏独など11言語で、技術者などからのフィードバックを求めている。
検索結果をビジュアル表示する「Grokker 2.1」のMac OS X版発表
検索結果をビジュアル表示する「Grokker 2.1」のMac OS X版発表
米Groxisは6月30日、Mac OS X版の「Grokker 2.1」を発表した。Mac OS X 10.2/10.3に対応しており、256MB以上のRAM(512MB推奨)、Safari1.0などが必要。価格は49ドルで、30日間の無料トライアルも可能だ。
CEOは「Macintoshユーザー向けのGrokker 2を提供したことで、我々は、Appleが非常に強い存在感を示しているクリエイティブ市場と教育市場を目標にできる」とコメント。Macユーザとしては、非常に心強いのですが、ビジネスになるのかな、と勝手な心配もしてみたいりして。
教育機関は分からないですけど、クリエイティブの現場でこうしたツールが必要とされているかどうかは未知数の部分もあるような気がして。
Grokkerは、Googleなどの検索結果をビジュアル的に分類表示し、大量の情報を簡単に処理できるようにする支援ツール。
例えば「うどん」と検索しても、作り方だったり美味しいお店だったり、そういう目的の情報をビジュアルで探しやすくするためのツールです。
2004年7月 1日
インタラクティブ広告が広告市場最高の成長率
TNS Media Intelligence/CMRによれば、2003年の米国インターネット広告支出は前年比15.7%増となる64億ドルに達した。
「米国の広告支出は全体で前年比6.1%増の1283億ドルであったが、インターネットセクターの成長率はケーブルテレビの15.6%(122億ドル)やローカル新聞の13.4%(227億ドル)を上回り、あらゆるメディアの中で最も高い」ということです。リスティング広告が牽引しているのでしょうね。