2004年12月28日
年末年始の営業について
eNatural.orgは、2004年12月29日~2005年1月4日まで年末年始の休業となり、この間の更新をお休みさせていただきます。また、お休み中いただきましたお問い合わせについても、1月5日以降のお返事となりますのでご了承ください。
今年もeNatural.orgをご愛読いただきましてありがとうございました。来年度も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!
2004年12月24日
ブログをマーケティングに利用する事例 ~SUNTACの場合
ぼくのプライベート話で恐縮ですが、以前SUNTACの方からFMトランスミッターを頂きました。新製品が発売されるので、是非使って感想を聞かせて欲しいというものでした。
そのメールの中では特にウェブサイトで取り上げて欲しいという内容ではありませんでしたが、新製品を使えばレビューを書きたくなるのがブロガーの性ですから、こうしたマーケティング手法はかなり有効ではないかと思っていました。
最近になり、SUNTACのあるページからアクセスが増えてきたので見ていると、製品ページの最下段に「製品レビュー&お客様の声」というコーナーが設けられており、恐らく製品の提供を受けたであろう人たちのレビュー記事にリンクが張られていました。継続してアクセスがあるところを見ると、効果あり、と見てよいかもしれません。
最近では製品レビューをトラックバックで受け付ける事例も増えてきましたが、宣伝トラックバックは避けて通れない道でもありますので、一方ではこのように人の手でレビューに対してリンクを張るのもアナログですが良いかな、と感じた次第です。
製品を選択する際に重要になるのは、やはり第三者の意見だったりしますから、今回のSUNTACの手法には、製品提供を受けたからというのを差し引いても好感を持っています。担当者の方とも何度かメールでやり取りさせて頂きましたが、非常に丁寧にご対応頂きました。地道な活動ではありますが、こういうのは数を重ねることで実を結んでいくのではないでしょうか。
製品を無料で提供するから書いて欲しい、だけでは成り立たない部分で、企業とブロガーのアナログかつリアルなコミュニケーションが大切だとも感じています。
キラーキーワードの見つけ方
ここがコツ インターネットで顧客をつかむ 第8回~キラーキーワードの見つけ方
「キラーキーワード」というのは、第6回でも少し触れましたが、高い確率で次のアクションに繋がるキーワードのことです。ここで言う「アクション」とは、リンクをクリックする、サイトを見て問い合せのメールや電話をする、メルマガ購読登録をする、物品をサイトで購入するなど、サイト閲覧者の動作を意味します。キラーワードは、必ずしもクリック数や検索回数が多いとは限りません。そのため、これまで説明してきたキーワード付けの手順だけだと、サイトの中からすっぽり抜け落ちてしまうおそれがあるのです。
クリック率の高いキーワードやコンバージョン率の高いキラーキーワードを探すにはアクセス解析が重要ですよ、という記事。
検索キーワードを調査するには一般的なアクセス解析ツールで問題ありませんが、コンバージョン率の高いキラーキーワードを調査するには、訪問者を追跡するアクセス解析が必要になります。ということで、ありがたいことに弊社のいちにのアクセス解析をご紹介頂いています。3種類のソフトが紹介されていますが、ASPで利用できるのはいちにのアクセス解析だけでした。各ページに同一のスクリプトを挿入するだけですので、利用は簡単だと思います。
2004年12月22日
営業マンと顧客を“blog”で結ぶ
営業マンと顧客を“blog”で結ぶ~住友林業ホームサービス 見越雅夫 社長(前編)
すみなびでは、営業マン一人ひとりが自分のblogを持って、物件の情報をアップしたり、顧客とのコミュニケーションを深めていく、といったイメージで業務を進める。営業マンが足で集めてきた物件情報をすみなびに投入すれば、それが支店のホームページやすみなびのトップページに即時に反映されるようになっている。
ブログというキーワードで語られていますが、実際には“ブログ風”という感じのようですね。要は営業マンが集めてきた情報を、より簡単にウェブサイトに反映させやすくした、という感じでしょうか。
こういった仕組みはこれまでもあったでしょうが、イメージに「ブログ」を取り込むことで、より活用されるようにしようという取り組みになるでしょうか。いずれにしても、一次情報というのは貴重ですから、営業マンが集めてきたデータを簡単に掲載できる仕組みというのは良いのではないかと思います。
見越 アクセス件数も物件の照会件数も増えていますよ。稼働後11月末まで数日間で、稼働前の1カ月分に相当するアクセスが集まっています。既に成約に結びついている例もいくつかあります。
ビジネスブログで「I ラブ 困ったさんコンテスト」インタビューを公開
弊社運営のビジネスブログで、blogを使った本格的なキャンペーンとして話題になったP&G社の「I ラブ 困ったさんコンテスト」を担当されたビーコンコミュニケーションズ株式会社 渡辺英輝さんへのインタビュー記事を掲載しました。
ビズブロ界のキーマンに聞く!:第2回 P&G「I ♥(ラブ) 困ったさんコンテスト」
企業が展開するキャンペーンでblogを利用する狙いとメリット、運用の現場での勘どころなど、参考になる内容になっていると思います。ぜひご覧ください!
2004年12月20日
企業ブログの将来「企業は放送局を持てるのか?」
Webマーケティングの近未来 第18回~企業ブログの将来「企業は放送局を持てるのか?」
Podcastは、このRSSフィードの代わりに、あるいはRSSフィードに加えてMP3の音声ファイルを送ることができるシステムのこと。AppleのiPodなどMP3プレーヤーで聞かれることが多いため、この名がついている。RSSフィードに加えてというのは、RSSフィードにMP3ファイルについての説明があり、MP3ファイルへのリンクが入っているようなケースや、RSSフィードをクリックするとダウンロードが始まるものもあるからだ。また、iPodderなどMP3プレーヤーなどに直接MP3ファイルを取り込むことができるツールもそろい始めている。
こちらの方面はあまり明るくないので、とりあえず記事紹介のみです。
「IEでしか読めないページはダメ」
「IEでしか読めないページはダメ」、経産省が調達ガイドライン
特定のソフトウエアに依存する状況とは、具体的にはInternet Explorerでしか読めないActiveXコントロールを使用したページや、Windows用のクライアント・アプリケーションしか提供していない電子申請システムなどだ。こういったシステムは利用者の選択の機会を奪うとともに、ベンダー・ロックインを助長することになる。
国内初、自治体がSNS運営
熊本県八代市が運営する地域ポータルサイト「ごろっとやっちろ」がこのほどリニューアルし、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)機能が追加された。自治体がSNSを運営するのは国内初。
試みとしては非常に面白いと思いますが、どのくらい浸透させることができるか、が鍵になりそうです。
メール広告の効率アップか? ユーザーの目は肥えてくるも購入率が上昇
メール広告の効率アップか? ユーザーの目は肥えてくるも購入率が上昇
一方、コンバージョンレートなどとも呼ばれる、配信されたメールから商品ページへと移動して、実際にオンラインで商品を購入するに至った割合を測定する購入率に関しては、今年第3四半期に4.2%に達したとされ、前年同期の3.4%から増加しているという。同レポートでは、こうした数字を分析して、インターネットユーザーはメールの利用経験を積むことで、広告関連のEメールを開封して読む割合が減ってはいるものの、実際にメールを開いて商品ページへジャンプする時には、かなり意欲的にショッピングを行う傾向が強まりつつあるとの結論が出されているようだ。
少し古い記事ですが。
2004年12月15日
Blogでオスカーのタレントオーディション、トラックバックで投票
Blogでオスカーのタレントオーディション、トラックバックで投票
NECのISP「BIGLOBE」は12月14日、オスカープロモーションと協力し、Blogサービス「ウェブリブログ」を活用したタレントの公開オーディション「いくぜ!夢のブログオーディション」をスタートした。BlogからのトラックバックとWebサイトの人気投票で獲得したポイントを加算してグランプリを決める。
トラックバックと一般投票の組み合わせは、アリエールの困ったさんと同じ展開ですね。プロモーションとしてblogを利用する際のトラックバックの取り扱いは、現状ではこれがベストの形態でしょうか。
この数ヶ月で、同様の企画がバタバタと立ち上がって来そうな予感がします。
検索語の候補をリアルタイム表示する「Google Suggest」ベータ公開
検索語の候補をリアルタイム表示する「Google Suggest」ベータ公開
米Googleは10日、検索語を入力している最中に検索語の候補を入力フォームの下にリアルタイムに表示してくれる新機能「Google Suggest」のベータ版を公開した。現在、Googleの実験的技術を公開する「GoogleLabs」の1サービスとして公開されている。
このようなサジェスチョン機能は、特に初心者ユーザーに有効なのではないでしょうか。
検索キーワードをユーザーが入力するのは当たり前、またそのキーワードの組み合わせにこそ検索エンジン使いこなしの妙があったわけですが、Google Suggestの出来次第ではその当たり前の姿も変わる可能性があると思います。
2004年12月13日
どこかに掲載されたような気が・・・
12/9から12/10にかけて、イーナチュラルの運営サイト「いちにのさん.com」へ検索キーワード「いちにのさん」が急増し、メルマガ登録者がぐぐっと増えました。おそらく紙媒体か何かネット以外で「いちにのさん」が紹介されたのではないかと思うのですが、まだわからないでいます。
お心当たりのある方は、お知らせいただけましたら助かります。
→koho@enatural.co.jp
2004年12月 9日
R25に掲載されました
2004年12月9日発行のフリーペーパー「R25」で、ビジネスブログをご紹介いただきました。
「日記だけじゃ終わらない? 企業ブログに注目せよ!」という記事の中で、コメントと写真付きで掲載されています。街で見かけてたら、ぜひ手に取ってみてください。
最新版 これがバカ売れネットショップだ!
日経BPのサイトでもコラムを連載されている山田雅彦さんの書籍です。
これまで私は、1000店近いネットショップとお付き合いがあるのですが、その中には、成功してまたたく間に年商数億円を売り上げるようになったショップもあれば、いつの間にか消えていき、連絡さえとれなくなったショップもありました。数多くのショップを見ながら、いつも私の頭から離れなかった疑問があります。
成功と失敗の運命を分けたものは、いったい何なのか?
成功するための絶対法則というものは存在するのか?
本書では、「成功と失敗を分けるものは何か?」について、徹底的に追究しています。
数多くのオンラインショップの現場が垣間見られそうですね。
2004年12月 8日
Six Apart: Blog on Business
ビジネスにブログを活用したいが、どのように使えばいいのかわからない」という皆様の声にお応えして、”Blog on Business”で最新のビジネスブログ情報を提供します。既に、ブログを活用して成功している企業事例や、こんな風に使えるのでは?という提案など、低コストで使いやすいCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)、SEOとの親和性が高いなどといったウェブログの魅力を余すところなく皆様にお伝えしていきます。
Six Apartがブログのビジネス利用に関するブログを開始しました。弊社のビジネスブログとかぶるのかな、と思いきや、そうでもないようです。現時点では、事例に応じたライセンス数などが紹介されています。
ビジネスブログに「この事例だったらTypePad 25ライセンスで可能です」とか書いたら相乗効果が高まるのでしょうか。
続・小規模企業のブログ・ケーススタディ
Webマーケティングの近未来 第17回~小規模企業のブログ・ケーススタディ「Ad Innovator」(下)
ブログの運営テストは、特に発信できる情報量が十分にあるかを見る上で重要である。ブログは、ある程度の頻度で更新されることが期待されているメディアなので、どの頻度ならどれくらいの情報を出せるのかをテストしてみること、運営の作業をシステム化することが必要だ。
小規模企業のブログ・ケーススタディで書いた記事の続編です。
ポイントはやはり「運営の作業をシステム化すること」ですね。これなしには継続して続けていくのは、難しいのではないかと思います。つい先日ブログ執筆には習慣化が必要というエントリーを書き、その中で、
後は時間をどう作るか、にかかってくると思いますが、ブログ執筆習慣化同様、早起きも習慣化できると良いかもしれません。移動の時間も意外に貴重だったりします。“自分ルール”を作ると良いですね。既に実行されている方も多いかもしれませんが。
ということで“自分ルール”を作ると良いことを書かせて頂きましたが、まさにこれが「作業のシステム化」に当たりますね。
・情報収集の方法
・情報整理の方法
・記事執筆のスタイル
・記事を書く時間の作り方
これらをシステム化すると、効率的に記事が書けるようになると思います。ぼく自身もこれをシステム化して、プライベートのブログでは1年半で約3,500記事を執筆しました。“慣れ”は重要です。
Ad Innovatorの織田さんは、
出張後半では、顧客、見込み客を訪問した。そこで分かったのは、各社の社内にAd Innovatorを毎日読んで弊社のサービスの価値を理解してくれる「社内インフルエンサー」が多数できていることで、その方々が上司や別の部署の人を紹介してくれたり、社内セミナー的なものを企画してくれて、活発な意見交換を行うことができた。
このような効果も感じたそうです。「個人ブロガーと対話を始められるスキルを身につけることは、これからの企業コミュニケーションの中でますます比重が高くなってくるはずだ」には同感です。
2004年12月 3日
ブログ執筆には習慣化が必要
書くことがない時は書かなくても良い。と言われることもあるブログですが、果たしてそうなのでしょうか。どうなのでしょうか。
無理して書くことで内容が伴わなくなることもあるかもしれませんし、アイデアを練るために業務に支障が出る可能性もあるかもしれません。
が、しかし。敢えて書かせて頂くならば「どんな時でもブログは書き続けるべき」だと考えています。なぜなら、毎日書くことでブログが習慣化し、より書きやすくなるからなのです。書けば書くほど負担が減っていくというと分かりやすいでしょうか。
継続することで頭が自然にブログ脳になり、常にアンテナを張り巡らせ、面白いこと・興味深いことを探し続けるようになります。緊張感とは違う、脳にとっても良い刺激です。結果的に「書き続けること」が、自分を助けることになると言えるでしょう。
例えば毎日書く、週に一回は書くなど、自分でルールを作ったらそれを守り続けることが重要です。特に最初の頃のモチベーションを維持するのは大変だと思いますが、更新頻度が落ちたり、次第に内容が薄くなるのはダイレクトに読者に伝わりますから、なるべく早く習慣化できるように継続することが大切だす。継続は力なり。
なんでこんなことを考えたかというと、BloglinesというRSSリーダが日本語に対応したので、これまで使用していたRSSリーダからデータを移してみたのです。すると、更新されていないブログがいくつも出てきて、例えば社長ブログだったりすればイメージダウンになる場合もあります。気軽に始められる反面、引き際が難しいな、と感じました。
書き続けるにはネタも必要です。ぼくの場合は主に、メールマガジンから収集しています。
・MYCOM PC MAIL
・INTERNET Watch Flash
・GAME Watch Flash
・Broadband Watch Flash
・PC Watch Flash
・デジカメ Watch Flash
・ITmedia Headlines
・nikkeibp.jp Mail
・CNET Japan
・Venture Now
・Japan.internet.com
後は時間をどう作るか、にかかってくると思いますが、ブログ執筆習慣化同様、早起きも習慣化できると良いかもしれません。移動の時間も意外に貴重だったりします。“自分ルール”を作ると良いですね。既に実行されている方も多いかもしれませんが。
日経産業新聞に掲載
本日2004/12/03の日経産業新聞23面に、ビジネスブログが掲載されました。ベンチャー新市場「ブログ使うマーケティングの支援」というタイトルです。ブログをマーケティングに活用している事例と共に紹介され、私のコメント付で掲載されました。
2004年12月 2日
ラピッドサイト、Movable Type日本語版が利用できるホスティングサービス
ラピッドサイト、Movable Type日本語版が利用できるホスティングサービス
GMOホスティングアンドテクノロジーズは1日、シックス・アパートと提携し、ホスティングサービス「ラピッドサイト」においてブログサイト構築ソフトウェア「Movable Type 3.1日本語版」を搭載した「Movable Typeオプション」の提供を開始した。料金は初期設定料が5,250円、月額利用料が1,575円からで、別途ホスティングサービスの料金が必要となる。
あくまでもオプションサービスということで、Movable Type使用料とは別に、ホスティング費用がかかります。
スマートシリーズ、VPSシリーズが対応しているのですが、一番安いプランでも6,090円ですので、Movable Typeと併せると約7,500円なので、とりあえず始めてみたい、という段階の場合は少し高いかもしれません。
ビジネス用途でASPだったら、BOXERBLOG powered by TypePad(TM)も良いかもしれませんね。
GMO H&Tがラピッドサイトで「Movable Type 3.1日本語版オプション」を提供
GMOホスティングアンドテクノロジーズ(GMO H&T)が、同社のホスティング・サービス「ラピッドサイト」において、インストール作業なしでMovable Typeを利用できる「Movable Type 3.1日本語版オプション」の提供を開始しました。
ジャストシステム:デスクトップ情報検索ソフトを発表
ジャストシステムは1日、パソコン内に蓄積された情報を探すデスクトップ情報検索ソフト「ConceptSearch」を発売すると発表した。2005年3月4日発売。価格は、1ライセンス6300円。ただし2005年3月31日までは、キャンペーン価格で1ライセンス5250円。
日本語検索は特有の難しさがありますから、ATOKなどで定評のある日本語処理技術を活かしたジャストシステムの検索はどんなものか楽しみです。将来的には、ネット検索などもあると便利そうですね。
以前、インターネットブーメランというジャストシステムのソフトを利用していましたが、懐かしく思い出しました。
ConceptSearch(R)
http://www.justsystem.co.jp/software/dt/cs/
2004年12月 1日
小規模企業のブログ・ケーススタディ
Webマーケティングの近未来 第16回~小規模企業のブログ・ケーススタディ「Ad Innovator」(上)
ここしばらくの間、「ブログがビジネスに使えるか?」といった議論がいろいろなところであったが、正しくはどれぐらいの投資をして、どれぐらいのリターンが期待できるかという話だと思うので、すべては公開できないものの弊社にビジネスにおけるブログのインパクトをお話したいと思う。
筆者の織田氏が11月に日本出張した際に、会社のブログの影響を強く感じたそうです。ということで、織田さんが感じたブログのビジネスインパクトに関する記事となっています。
織田さんが日本にいらっしゃっていた際に、ぼくも食事をご一緒させて頂きました。誘われた時は「Ad Innovator」はまだ詳しくは見ていなかったのですが、事前に見ることで人となりを知ってからお会いすることができました。名刺的な機能だと思いますが、単なる名刺以上の効果を発揮していると思います。
そして織田さんは、行く先々で「ブログを見ていますよ」と声をかけられることが多かったのでは、とも推察されます。ちなみにぼくも、eNatural.orgを見ています、とかネタフルを見ています、という形で声をかけて頂くことが非常に多くなりました。エントリーを書く時間(=投資)に対して、金銭的なリターンではありませんが、明らかに“得ているもの”があると感じます。
先週末にアフィリエイトカンファレンスが渋谷で開催され、パネルディスカッションのパネラーとして参加させて頂いたのですが、同席したはてなの伊藤氏がディスカッションの最後に、ブログの効果をうまくまとめられていました。
有名ブログ運営者が秘訣を語る「アフィリエイト・カンファレンス」
伊藤氏は「ブログをアフィリエイトとだけ結びつけるのはもったいない。例えば私がここに(講演者として登壇して)いるのはブログに関わっていたからで、雑誌の原稿を依頼されたりというケースもある。アフィリエイトはブログで得られるメリットのごく一部であって、ブログで自己を高めることができるというメリットもあるだろう」と発言。
まさにこの部分だと思います。個の視点なので直接企業にはあてはまらない話ではありますが、小規模な企業であれば、場合によってはこうした“個”の視点から情報発信をする、ということも不可能ではないのではないでしょうか。
織田さんのお話に戻ります。
今年の始めから、顧客の組織変更や担当者の転職などでいくつかの顧客からの業務の依頼が減りそうであることがわかった。そこで以前から企画中のマーケティングプランを実行に移すことに決めた。
これがブログを使った情報発信だったそうです。
内容的には、すでに毎日読んでいた30近いブログやメディア情報の抜粋の形をとり、1日平均2時間程度をかける必要があることがわかった。これは、それまでも1日1時間程度を情報収集にあてていたため、もう1時間ブログとメルマガの発行に費やす必要があるということだ。また、情報元も十分にあることが確認できた。
ということで、続きが楽しみです。
デザイン変更
eNatural.orgのデザインを変更しました。それほど大きな変更はしていないのですが、以前よりは見やすくなったのではないかと思っています。1日がかりの作業になってしまいました。